交通事故

RSD(反射性交感神経ジストロフィ)とは?

症状と治療法の解説

交通事故で外傷を負うと、自律神経(交感神経)が作用し血管を収縮させ、出血を抑えようとしますが、この作用が怪我の回復過程と同調せずに維持されたままになり、末梢の血流が不足して栄養が行き渡らず組織がやせ細って新たな疼痛が発生することがあります。

一般的には「交感神経の異常な反射亢進を基盤とする疼痛、膨張、関節拘縮などを主な症状とする病態」と定義されているこの症状をRSDといい、近年では、CRPSと呼ばれることが多くなっています。

RSDとCRPSの違いについては「RSDとCRPSの違いについて」にて違いを解説しています。

RSDの主な症状

交通事故に遭った後に、このような症状を感じることがあれば、RSDである可能性があります。

症状カテゴリー具体的な症状例
痛み持続的な激しい痛み(ズキズキ、焼けるような、締め付けられるような)、痛みの範囲の広がり、触覚過敏、温度変化への敏感さ(冷たい風や水が特に痛い)、痛みの程度の変動(日によって変わる)
感覚異常しびれ、感覚低下、異常な感覚(蟻が這うような、電気ショックのような)
運動機能障害関節可動域制限、筋力低下、震え、動作時の痛み
自律神経症状皮膚の色変化(赤、青、まだら)、皮膚温度変化(熱い、冷たい)、発汗異常(多汗、発汗減少)、爪の変形、むくみ
精神症状不安、抑うつ、睡眠障害、集中力低下、イライラ感

交通事故によるRSDと後遺障害

交通事故後にRSDの発症が疑われる場合は症状の悪化を防ぐためにも、速やかに適切な診断と治療を受けてください。これは適切な後遺障害の等級認定にも重要なことです。適切な後遺障害認定は、その後の賠償請求を行う際に有利となります。そのためにも弁護士への早期相談をおすすめします。

RSDの等級認定のポイント

RSDの等級認定の際、以下の3点がポイントになります。

他覚所見立証方法具体的な確認ポイント
関節拘縮可動域測定結果健側と患側の比較
関節可動域の制限度合い
骨萎縮レントゲン画像症状固定時の骨密度低下
健側との明確な差異
皮膚の変化写真
サーモグラフィー検査
色調変化、浮腫、発汗異常など
皮膚温度の左右差

交通事故による外傷が回復しているはずなのに痛みが続く場合、CRPS(複合性局所疼痛症候群)が疑われることがあります。適切な治療や後遺障害認定を受けるためには、専門医の診察を受けることが重要です。

CRPS(RSD)は見た目では判断が難しく、訴訟では主張が対立しやすい後遺障害の一つです。そのため、専門医の診断をもとに、適正な後遺障害の申請を行うことが必要になります。

当事務所では、後遺障害等級の認定から適正な賠償金の獲得まで、被害者の方をトータルサポートいたします。RSDでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

熊本で交通事故に遭ったら?弁護士に相談を!

交通事故後遺障害賠償交渉には専門知識が必要です。特に以下のようなケースでは弁護士の支援をおすすめします。

  • 後遺障害の認定を受けたい(必要な証拠や申請手続きをサポート)
  • 保険会社との示談交渉が難航している(適正な賠償額を交渉)
  • CRPS(RSD)など判断が難しい障害がある(診断書や必要書類の準備を支援)
  • 適正な賠償を受けたい(訴訟を避けながら有利な解決へ)

熊本で交通事故のご相談なら、アリオン法律事務所の熊本交通事故・後遺症相談窓口へ。

専門の弁護士が、あなたの状況に応じた適切な対応をサポートします。

タグ: