交通事故で頭部に激しい衝撃を受けると、外傷性高次脳機能障害という重大な後遺障害が残る可能性があります。この障害は、日常生活や社会生活に大きな影響を与える可能性があり、適切な理解と対応が不可欠です。

高次脳機能障害の主な症状

高次脳機能障害には、以下の5つの主要な症状が含まれます。

  1. 記憶障害
  2. 注意障害
  3. 遂行機能障害
  4. 行動障害
  5. 人格変化

これらの症状は、外見からは分かりにくいため、「見えない障害」とも呼ばれます。

もしかして高次脳機能障害?早期発見のサイン

交通事故後、身体的な麻痺等がない場合でも、以下のような変化に気づいたら、高次脳機能障害の可能性を考慮する必要があります

  • 事故前と同じ仕事ができない
  • 人間関係が上手く築けなくなる
  • 記憶力や集中力の低下
  • 感情のコントロールが困難になる

早期発見と適切な対応が、患者の生活の質を大きく左右します。

高次脳機能障害の後遺障害等級認定:等級と認定基準

高次脳機能障害の認定基準は、障害の程度によって以下のように分類されます

等級認定基準
1級1号(要介護)神経系統の機能または精神に著しい障害を残し、常に介護を要するもの
2級1号(要介護)神経系統の機能または精神に著しい障害を残し、随時介護を要するもの
3級3号神経系統の機能または精神に著しい障害を残し、終身労務に服することができないもの
5級2号神経系統の機能また精神に著しい障害を残し、特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの
7級4号神経系統の機能または精神に著しい障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの
9級10号神経系統の機能または精神に著しい障害を残し、服することができる労務が相当な程度に制限されるもの

高次脳機能障害の賠償請求:慰謝料、逸失利益、介護費用

高次脳機能障害に対しては、以下の対応が重要です。

  1. 早期の専門医による診断と評価
  2. リハビリテーションの実施
  3. 社会的支援(障害年金等)の活用
  4. 家族や周囲の理解と協力

適切な検査と診断を受けることで、賠償請求だけでなく、障害年金等の社会的保護を受ける機会を得ることができます。交通事故後の高次脳機能障害は、適切な対応と支援により、生活の質を大きく改善できる可能性があります。早期発見と適切な対応が、患者とその家族の未来を支える鍵となります。

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交通事故後、日常生活に違和感を覚えていませんか?記憶力の低下、集中力の欠如、感情のコントロールの難しさ——これらは高次脳機能障害の症状かもしれません。

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