交通事故の被害に遭われた際、身体の痛みだけでなく「通院先の病院の対応が冷たい」「相手方が主張する過失割合に納得がいかない」といった悩みを抱える方は少なくありません。 治療方針や責任の割合に不安を感じたままでは、安心して怪我の回復に専念することは難しいでしょう。 特に過失割合は賠償額に直結する重要な要素ですが、専門知識がなければ保険会社の提示を覆すことは容易ではありません。
本事例では、50代の女性が治療環境への不安と過失割合への疑問を抱えて当事務所へご相談に来られました。 適切な医療機関への転院をスムーズに行い、事故状況を精査して過失割合を有利に修正した上で、裁判基準での解決に至った過程をご紹介します。
交通事故概要
【相談者】女性(50代)/ 会社員
依頼の経緯
依頼者は、道路直進中に路外から進入してきた相手方車両と接触し、頚椎捻挫(むち打ち)等の傷害を負いました。
依頼者によれば、事故直後に通院した整形外科は、健康保険診療への切り替えに応じず、治療期間も症状と関係なく、一定期間で自動的に中止するかのような発言をしているとのことでした。
依頼者は、通院先での治療に不安を覚えるとともに、相手方が主張する過失割合(依頼者2:相手方8)にも納得できないとのことで、相談・依頼にみえました。
依頼後の経過
事故の状況について、依頼者から詳細に聴き取りを行い、接触箇所から結果回避が困難であったこと、相手方の過失が著しいこと等を主張し、過失割合については、依頼者1:相手方9とすることで物損の示談がまず成立しました。
怪我の治療についても、依頼者と病院を移ることを協議し、前医ともめることなく病院を移ることができました。
病院を移った後は、整形外科と整骨院を併用しながら依頼者は十分な治療を受けることができました。
後遺障害は非該当でしたが、依頼者も認定結果・治療経過に納得された上で、賠償交渉に入りました。
交渉の結果
慰謝料について裁判基準にそった金額で示談することになりました。
解決のポイント
本件の解決において重要だったのは、「治療環境の不安の解消」と「事故態様の正確な立証」の2点です。 まず、依頼者様が不安を感じていた通院先について、前医とトラブルにならないよう配慮しながら、安心して治療を受けられる医療機関への転院をサポートしました。 整形外科と整骨院を適切に併用できる体制を整えたことで、依頼者様は心身ともに落ち着いて治療に専念することができました。 次に過失割合については、代表弁護士が損保側の代理人としての経験を活かし、事故現場の状況や接触箇所を詳細に分析。 「結果回避が困難であったこと」や「相手方の過失が著しいこと」を論理的に主張し、当初提示された「2:8」から、より有利な「1:9」への修正を勝ち取りました。 最終的には、十分な治療期間を経て、慰謝料について裁判基準満額での示談を成立させることができました。
ご依頼者様からのアンケート
当事務所の弁護士の対応はいかがでしたでしょうか。
■大変満足
当事務所の事務スタッフの対応はいかがでしたでしょうか。
■大変満足
私がわからないことばかりで沢山ご面倒な質問をしましたが,親切に優しく対応して下さり,とても嬉しく有難かったです。安心して病院にもかかれ,お蔭様で心身共にだいぶ元気を取り戻してきました。また,何かあった時はこちらにご相談しようと思います。本当に,有難うございました。
よくある質問
事故の治療中に、病院を変える(転院する)ことはできますか。
はい、可能です。 医師との相性が合わない場合、治療方針に不安がある場合、待ち時間が長く通院に時間がとれない等様々な事情から、患者様ご自身が納得できる医療機関を選ぶ権利があります。
保険会社が提示してきた過失割合は、変えられないのでしょうか。
いいえ、変えられる可能性があります。 保険会社の提示は、類型的な基本割合に基づいていることが多いですが、実際の事故では個別の事情(修正要素)が存在します。 ドライブレコーダーや現場の状況を精査し、客観的な証拠に基づいて交渉することで、正当な割合に修正できるケースは多々あります。
後遺障害が残らなくても、弁護士に依頼するメリットはありますか。
はい、大いにあります。 本件のように過失割合を是正したり、慰謝料を裁判基準(弁護士基準)に引き上げたりすることで、受け取れる賠償額が増額するケースが多くあります。 何より、治療中から精神的な支えを得られることが最大のメリットと言えるかもしれません。
「病院の先生とうまくいかない」「自分にも過失があると言われて納得できない」など、事故後のモヤモヤを一人で抱えていませんか。
アリオン法律事務所は、あなたが安心して治療を受けられる環境作りから、正当な過失割合の主張まで、トータルでサポートいたします。
損保側弁護士の確かな知見を味方につけて、心身共に元気を取り戻しましょう。
まずは無料相談で、あなたの不安を一つひとつ解消していきませんか。



