車両全損となった物損事故につき、車両の損害額・過失割合を争い、訴訟前の提案額から2倍以上の賠償額にて解決した事例。ドライブレコーダーの動画・事故現場付近の道路地図などをもとに、相手方の運転行為の危険性などを主張・立証し、当方の主張に沿った過失割合で解決に至った事案です。

交通事故概要

【相談者】 男性(70代) / 熊本県在住 / 職業:自営業
【傷病名】 なし
【後遺障害等級】 申請せず
【受任時期】 賠償案提示後
【活動のポイント】 車両の時価額・過失割合の主張立証
【サポート結果】 主張に沿った内容で解決
主な損害項目サポート前サポート後増加額
損害額33万円80万円47万円

1.相談・依頼のきっかけ

Aさんは、道路を直進進行中に右折して道路外に出ようとしていた相手車両と衝突しました。怪我はありませんでしたが、車両は全損となりました。

Aさんは事故に遭った車両の整備に費用をかけており、相手方保険会社から提示された賠償額では車両の買い替え費用にも満たないので増額ができないか相談にみえました。

2.受任後の活動

(1)車両の時価額の調査

相手方主張の車両時価額が低額の可能性があったため、同年式・同型車両の中古車価格の調査を行い、Aさんが車両の整備に費用をかけていたことの資料もそろえました。

(2)過失割合の調査

ドライブレコーダーの動画及び事故現場付近の道路地図をもとに相手方の右折行為の危険性・右折の合図の有無を調査しました。

(3)訴訟提起

相手方は当方の提案に応じる見込みがなかったので訴訟提起をすることにしました。

訴訟では上記(1)・(2)の主張・立証に努めました。

3.当事務所が関与した結果

車両の価格・過失割合ともに当方の主張に沿うかたちで裁判所から和解案が提示され、Aさんも車両の買い替えが可能となる賠償額での和解成立となりました。

4.(所感)解決のポイント

車両価格について中古車価格に加えて直近の整備費用等の付加価値を主張・立証することで時価額の増額認定につながりました。過失割合についてもドライブレコーダーをもとに相手方の過失の大きさについて具体的に主張立証することで当方主張に沿った過失割合での解決となりました。

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