横断歩道歩行中に自動車と接触し、転倒した右手を骨折した被害者のからの依頼です。診療状況から神経障害 や 可動域制限 などの後遺障害が残ると判断し、後遺障害断書での検査事項など充分な準備をすることで、後遺障害12級の認定を受け、訴訟上の解決と同様に解決することができた事例です。
交通事故概要
【相談者】 女性(70代) / 熊本県在住 / 職業:無職
【受任時期】 事故直後(治療中)
【傷病名】 右橈骨遠位端骨折、頭部外傷
【後遺障害等級】 12級6号
【活動のポイント】 後遺障害の被害者請求による12級の認定獲得
【サポート結果】 後遺障害12級6号の認定を受けた上で、交渉にて解決。
主な損害項目 | 事前提示額 | 解決額 | 増加額 |
賠償額(既払除く) | -提示前- | 1440万円 | 1440万円 |
1.相談・依頼のきっかけ
Aさんは、横断歩道歩行中に、自動車に接触され、転倒して、整形外科等に通院されていました。
事故から3か月経ったころに、当事務所で解決させて頂いた依頼者の紹介で事務所に相談にみえました。
2.受任後の活動
(1)治療の継続・事故状況の確認
受任後、Aさんには治療に専念して頂くともに、横断歩道歩行中の事故ですが、念のため刑事記録の取り寄せも行い、Aさんの認識する事故の状況と刑事記録の事故の状況に齟齬がないか確認しました。
(2)自賠責への後遺障害等級認定申請・12級6号の獲得
右腕の骨折の治療を終え、後遺障害診断書の作成を病院に依頼することになりました。
Aさんの右腕の状況から、神経障害だけでなく、可動域制限 による後遺障害が残存していると判断できました。
そこで、後遺障害診断書の作成にあたっては、可動域の検査を依頼することとしました。
自賠責への後遺障害の等級認定申請を行い、予定した通りの12級6号の認定を得ることができました。
(3)賠償交渉
後遺障害等級12球6号を前提に賠償交渉を行い、Aさんの早期解決の希望もあり、裁判所基準に近い基準での和解が成立しました。
3.当事務所が関与した結果
最終的には、後遺障害等級認定も受けることができ、訴訟上の解決と同様の解決をすることができました。
4.(所感)解決のポイント
Aさんの怪我・障害の状況を踏まえて、想定される後遺障害等級を定め、その想定に沿った解決が可能となりました。
ご依頼者さまからのアンケート
個人・女性・70才
【事案内容】交通事故
- 当事務所の弁護士・スタッフの対応はいかがでしたか。
大変満足(4.大変満足 3.満足 2.普通 1.不満) - 数ある法律事務所の中から、当事務所を選んでいただいた理由をお聞かせください。
紹介です。 - 最後に、当事務所をご利用いただいてのご感想をお聞かせください。
ご丁寧なご説明と順分に対応して頂き、心より感謝致しております。有難うございました。