交通事故の被害に遭われた主婦の方から「自分は外で働いていないから、仕事を休んだことによる補償(休業損害)は受けられないのではないか」というご不安を伺うことがよくあります。 保険会社側から提示される金額においても、家事労働の価値が十分に反映されていないケースが見受けられますが、裁判実務上、家事に従事する方の労働には女性の平均賃金に基づいた価値が認められています。 本来受け取るべき補償を正しく主張することは、被害者様の平穏な日常生活を取り戻すための大切な第一歩です。 本事例では、40代の主婦の方が、ご自身の保険に付帯されていた弁護士費用特約を活用してご相談に来られ、 交渉の結果、休業損害や慰謝料が適正に評価され、当初の提示額から約5倍となる解決を実現した過程をご紹介します。

交通事故概要

【相談者】女性(40代)/主婦

依頼の経緯

依頼者は、黄色点滅の交差点を直進進行しようとしたところ、右方から赤信号点滅で直進進行してきた相手方車両と衝突し、頚椎捻挫等の傷害を負いました。

依頼者は、相手方加入の保険会社との交渉を任せたいとのことで弁護士費用特約を利用されて当事務所に依頼されました。

交渉の経過

主な損害項目サポート前サポート後増加額
慰謝料8万円19万円11万円
休業損害5万円46万円39万円
合計13万円65万円50万円

解決のポイント

本件の核心は、家事労働を「価値ある労働」として定義し直し、裁判基準に則った適正な算定を求めた点にあります。 保険会社側からの当初の提示は、休業損害や慰謝料が独自の低い基準で計算されており、主婦としての負担が十分に考慮されているとは言い難い内容でした。 代表弁護士は損保側の代理人としての経験から、保険会社がどのようなロジックで主婦の休業損害を算定してくるかを深く理解しています。 そのため、一方的な主張に終始するのではなく、女性の平均賃金に基づいた法的根拠を誠実に提示し、保険会社側との見解の相違を論理的に埋めていきました。 その結果、過失相殺後の最終的な賠償額において、当初の提示額13万円から65万円へと、約5倍の大幅な増額を導き出すことができました。 弁護士費用特約を活用したことで、ご依頼者様は費用の負担を気にすることなく、専門的な交渉をプロに託し、心穏やかに解決を迎えられました。

ご依頼者様からのアンケート

当事務所の弁護士の対応はいかがでしたでしょうか。

■大変満足

当事務所の事務スタッフの対応はいかがでしたでしょうか。

■やや満足

人生で初めての事故で、とても不安でした。保険(弁護士特約)が付いていて良かったです。自分1人で動くことはとても大変だったので助かりました。

わからない事や気になる事を事前に考えて質問する大切さ、またそれにきちんと答えてくれる事での安心感があり、相談して良かったです。

部屋もキレイでした。

よくある質問

専業主婦でも、交通事故の休業損害を請求することはできますか。

はい、もちろんです。 専業主婦の方が行っている家事労働は、法的にも経済的価値のあるものと認められています。 一般的には「賃金センサス」という統計上の女性平均賃金を基準に算出され、交通事故によって家事に支障が出た期間に応じて、正当な補償を求めることができます。

なぜ弁護士が介入するだけで、賠償額が5倍も増えることがあるのですか。

保険会社は自社の基準で算定を行いますが、弁護士はより高水準な「裁判基準(弁護士基準)」を用いて交渉を行うためです。 特に主婦の休業損害や慰謝料の項目では、基準の違いが数倍の差となって現れることが多く、本件でもその差が顕著な結果として現れました。

「主婦だから仕方ない」と、保険会社の提示額をそのまま受け入れてしまってはいませんか。

アリオン法律事務所は、あなたの献身的な家事労働を正当に評価し、守るべき権利のために誠実に交渉いたします。

弁護士費用特約を賢く使い、心身の負担を最小限に抑えながら、納得のいく解決を目指しましょう。

まずは無料相談で、あなたの状況に寄り添った最適なアドバイスをさせていただきます。